bijou aile

緊急事態宣言を受けて。ビジュエールのエールとは応援と言う意味で名付けられました。今も第一線にいる医療関係者様、経営者の皆様、学生さん、全ての方に4つのエール*広告ではありません。

緊急事態宣言を受けて。ビジュエールのエールとは応援と言う意味で名付けられました。今も第一線にいる医療関係者様、経営者の皆様、学生さん、全ての方に4つのエール*広告ではありません。

4月6日火曜日、緊急事態宣言が発令されました。同日に国会で発表された内容です。

「理美容、ホームセンターはいずれも私たちが安定的な生活をする上で必要な事業です。引き続き事業を継続していくことができるように考えている。小規模で身近なところでやっている理容室は利用制限の対象とするところでは考えていない。また美容室は対象には入っておらず、対象に加える事は考えていない。」

それに加え、美容室の定義をここで皆様にお伝え出来たらと思います。 予め、誤解がないようにお伝えしたいのが、決して美容室に来てくださいではありませんので、ご理解いただけたら幸いです。少しでも皆様のご不安を解消する為のものであり、事業者として精一杯お伝え致します。

美容所

まず、美容所は公衆衛生法に基づき保健所からの許可を得て、公衆衛生業者として運営しております。
美容所の公衆衛生管理はお客様をウィルスなど、病原体から守る為の決まりがあります。
今回の「コロナウィルス」も同じように衛生対策を講じている美容所は極めて安全性が高い事を示しております。
その理由としては3つございます。1つめは、施設及び設備(換気) 2つめは、衛生管理(徹底した消毒) 3つめは、従業者の管理(管理美容師の配置)

今回特に問題となっている(3密)については、たくさんのお客様からも励まして頂いているように、この(3密)に当店は当てはまらないのではないか、という事でした。
また、美容師法でも定められている公衆衛生についてご紹介いたします。

公衆衛生

公衆衛生は,「共同社会の組織的な努力を通じて,疾病を予防し,寿命を延長し,身体的・精神的健康と能率の増進をはかる科学・技術である」とされている。内容としては環境保健、疾病予防、健康教育、健康管理、衛生行政、医療制度、社会保障があげられている。すなわち、予防と健康の社会科学、社会医学である。日本国憲法第25条は国民の「健康で文化的な」生活の権利を定め、行政は、厚生労働省、地方自治体の 保健福祉衛生所管部署や保健所がそれを実現する責務を負う。

理美容師

理美容師は、厚生労働省の国家資格を得て、保健所の厳しい検査の元、営業しております。そして、人々が健康で文化的な生活をする為、戦後すぐに理美容師法が施行されました。

健康的で文化的な生活

私は今回の新型コロナウィルスの経験を得て、この憲法に定められている【健康で文化的な生活】は美容所でもあるんだ!この新型コロナウィルスで人の疲れた心や体に元気を与えたい!という希望を持ちました。初心に戻り本来の美容は清潔にするだけではなく、精神の安定にもつながります。

エール

ビジュエールの(エール)は応援という意味が込められています。(ビジュー)は宝石で私がその宝石を磨き続けるというのが店名に込められています。しかしこれまではたくさんのお客様からお店に(エール)を送って頂きました。今一度本当の意味での(エール)を目指したいと思います。とは言え、私にもまだ小学生の子供と家族がいます。命に変えられるものはありません。可能な限り営業を続けますが、厳しい状況になった場合は休業させていただく事もあるかもしれません。しかしそうならないように、厳重な衛生管理のもと尽力し、明るい未来を願うばかりです。 そこで、タイトルでもありました【エール】を実施します!!

ビジュエールの4つのエール

その1 医療関係者の皆様へ 

その2 自営業で自粛されてしまった事業者全ての方へ 

その3 新一年生 新社会人の皆様へ

その4 コロナ疲れの皆様へ 

【4つのエールの利用方法】

○4つのエール期間は4月7日(水)〜5月31日(日)

お一人のお客様のご利用時間は原則2時間までと致します。

○なるべくお一人でのご来店をお願いします。(例外・お子様のお付添は可)

○お客様とお客様の間は1時間の換気と清掃を行いますので、余裕を持ってご計画下さい。

○お客様やご家族の方で体調不良の方がいらっしゃる場合は、キャンセルを承ります。その場合は期間外でもご利用になれるように致します。

○当店がやむおえなく休業する場合はエール期間を延長してご案内致します。

☆お帰り後は人に会わず、出来るだけご自宅へお帰りください。

『感染させない、しない』

最後に

*管理美容師とは、お客様や従事者(美容師)が感染するリスクを最小限に管理する責任があります。それによって美容室が休業する事と、美容師を休ませる事は別問題だと考えます。

最終的に経営者が事業の継続を判断する立場にあります。今回の様な国の自粛要請が外れた場合、一番大事なことは管理美容師の立場でまずはどうするかを考えます。その後に、経営者として総合的に継続を判断するものだと思います。

美容室はオーナーサロンが多く、管理美容師と経営を同時に行っているタイプがほとんどだと思います。私は公衆衛生所としてもやるという判断をしました。来て下さるお客様がお店を心配してくださるのですが、そうではないという事をお伝えしたく記事にしました。決してご来店を催促するものではありません。

従業員がいた場合はそのご家族の事も考えて休業ではなく、どちらにしても私一人でやっていたかもしれません。考え方は色々だと思います。しかし、どちらにしても美容室で感染者が出た場合は営業停止になります。今回はその可能性もあり、そもそも感染者を増やさないという考え方から自粛されるところもあると思います。ビジュエールの今の状況では営業を続けますが、場合によっては状況が変わることもございます。

最後になりますが、同業者の皆様も休業してもしなくても最後まで諦めず、出来る事を考えて一生懸命踏ん張ってここを乗り切りましょう。